【vol.01】天国への手紙

人生の最後の日々を送っている人がいます。

その人との心に寄り添うことは、
人生最大の学びだったかもしれません。

今思うと、
心が押しつぶされそうになる時もありました。

看護師の私が何かしてあげることより
死にゆく人から教わることこ方が多かった。

老年期医療と終末期医療を
経験してきました。
ホスピス(余命数週間〜数ヶ月の患者さんの病棟)で
看護師をしていた時の事を
患者さんから教えてもらったことを
ふと思い出しながら生きています。

この世から旅立つ人から教わることは
今も昔も変わらない叡智なんでしょうね。

今日は、看護師として
天国への旅立ちのお手伝いを人
今まで出会った患者さんへ
手紙を書いてみました。

天国の皆様へ

天国はどんなところでしょうか?

看護師としても、人しても
力不足な事だらけの私を
暖かくうけ入れてくださり
ありがとうございました。

あなた様の最後の瞬間を看護師として
一緒に過ごさせてもらったことは
私の宝物になっています。

生きているから
色々な経験ができます。

時には悩んだり迷ったりします。

だけど、
これも生きているからできること。
ありがたいことだと
今はそう思えるようになりました。

あなた様が教えてくれたことを
思い出しながら生きています。

生きているから
肉体があるからできる様々な体験を
楽しみたいと思います。

いつか、私があなた様と天国で会える時
明日かもしれないし
来年かもしれないし
100年先かもしれないし
いつその時がくるかはわからないけど
あなた様にあった時
「楽しい人生だった」と
胸を張って言えるように
毎日を大切に過ごします。

そして、あなた様が天国から
私をみた時
応援したくなるような
微笑ましくニヤリとするような
私でいます。

どうか天国から見守っていてください。
応援したいようなことをしていたら
力をかしてください。

天国ではご自愛とかないとは思いますが
どうぞご自愛下さい。

かしこ

天国の皆様に届きますように。

ふくやまじゅんこ
ココロとカラダの縁結び研究所
あの世とこの世を研究中。

更新情報はLINE@で配信しています。
お友達追加してね。
友だち追加